投稿日:

雷から昔の人の想像力の高さを思う

先々週の土曜日に雷が鳴りました。
そして先週の雷もものすごい音で、一時停電しました。
夏の時期に起こる雷は気温が高いことで地表の熱が熱せられるとき、上空に冷たい空気が入ってきて、地表の空気が上昇することでそれらが作用して起こります。
この起こり方を熱雷と言います。
雷には原因の違いによってこの他に界雷、渦雷という言葉もありますが、いずれにせよ雷は発生原因が科学的に分かっています。
 しかし、昔は気象のメカニズムもよく分かっていなかったので、気象現象は神様などが起こしているのではないかと認識されていました。
雷については雷神という鬼のような姿をした神様が、背負っている太鼓をばちでたたいて起こしているとされていました。
昔の屏風絵には風を司る神様である風神と一緒に描かれているものがあります。
 屏風絵にある雷神は鬼のような姿なので、とても恐ろしい印象を受けます。
このような姿になったのは雷の鋭い稲光やその轟音のすさまじさ、落雷による災害などによって人々から恐れられていたものだと推測されます。
しかし雷は大雨という自然の恵みももたらします。
そのため、雷という自然現象を神様が起こしたものだということで、雷神という神様が生まれたのだと思います。
 昔の人は説明できない現象を神様や妖怪、幽霊などの仕業と考えてきましたが、雷一つについても昔の人の想像力の高さがうかがい知れます。
このことは私たち現代人にはなかなかできないことだと思います。

http://xn--29spb7c321ejj1cv0c.xyz/